それは、太陽と番った海だ

楽しい1日は睡眠から

日記

「君たちはどう生きるか」の感想

昨日、レイトショーで観てきた。簡潔な感想は許されたという気持ちだった。 映画全体が岩波少年文庫の名作を宮崎駿の鍋で煮詰めたシチューで、彼の自伝のような浄罪の物語に感じた。観る前に想像していたのはシャガールの絵画のような映画。それをアニメーシ…

夏の夜

夜遊びがしたくなる季節になってきた。彼女と話しながら、いつの夜遊びが楽しかったか考えてみた。 最高の夜は中学生の頃に神社で仲間と雑談していた時で、五感をフルに使った体験が記憶に残ってる。静かな夜に夜風に当たりながら虫の声を聞くのは本当に良い…

習慣の生き物

仕事で親世代の人を一か月間指導した。そして、辞めていった。 あまり敬語が使えない人で権力がある人以外にはほとんど横柄なタメ語だった。 バブルの自慢話とへりくだる態度が親世代のバブリーマンの象徴だった。 なぜ採用されたのか… 一か月間ずっと夢見悪…

久しぶりにカフェモカ

今日はとても体調の良い休日。たくさん寝た。夜にスタバに行く。 最近、ピアノの上達を体感できてる。先生のおかげで世界が本当に広がった。近所にスタインウェイB-211を弾ける練習室を見つけたので4月に行ってみようと思う。 休日はカレー。インドカレーを…

ディシアかわいい

原神のキャラ可愛すぎるし、ストーリー良すぎだし、課金だよね。 吊り目の丸顔=原神は神ゲーなのだ。

ホワイトデー

今年はホワイトデーにインドカレーを作ってみる。 パートナーもインドカレーが好きなので自宅で挑戦。 この動画で作ってみるぞ。 www.youtube.com

ドストエフスキーの悪霊

Twitterと距離を置いたら書きたい事が山積みだったと気付いた。 昔に友人が「ドストエフスキーの悪霊は自分の話だった」と言っていた。スコセッシの「タクシードライバー」も同じように感じる人がいるかもしれない。 中学生の時に「不条理な大人達を許すには…

ぼくたちの記憶

約3年間携わった爺さんたちが死んだり、手に負えなくなって、いなくなった。 このところ立て続けにこういった別れがある。 2年ほど前にブラームスを美しく弾く人を探していた。そこで見つけたのがラルス・フォークトというピアニストだった。彼の選曲と演奏…

庭の時間

先日、携わっている爺さんに自宅の庭を案内してもらった。腕を支えながら、一緒に彼の作った庭を歩いた。梅の品種や自分で作った庭具などを話してくれた。 彼が今話してくれているのは、彼が庭で過ごした時間なのだと気付いた。声色や目線、歩く時の流れまで…

怒りたい人たち

何かに怒りたいと火種を探し続けている人たちが身近に増えてしまった。火種がどんなに近くにあっても抑えられない人たち。 子供の時に経験したイジメの対象が順番に変わっていくやつ…わかるかな。あの世界の狭さを大人になっても感じている。 怒りについては…

ナヒーダの話

原神のストーリーは毎回すごい。頭がいい人が何かを伝えるための努力をしてる。 知識、技術、経験を誰かに寄与するために使う。これは本当に尊い… 衒学的な文化人っぽいのはたくさんいる。でも、さりげない何かに色んなものが詰まってるのが素敵だ。 原神の…

老兵のようなボレット

日々の練習の成果を少しずつ体感できるようになってきた。 身体を動かすように神経が音と繋がり始めた。 音が交わる様子を弾きながら眺める喜びが空間として認知できるようになってきた。 なんというか運動神経的な感覚がある。 バッハのフランス組曲とゴド…

菊の花

庭にたくさん菊が咲いている家がある。 色づいているものから、色褪せ始めたものまで色とりどりだ。 「色合いが美しい時期ですね」 「若いのにわかるんですか。わびさびですよね」 書道家の奥さんからわびさびという言葉がスッと出てきた。 土と植物がその風…

好きだった人が夢に出てきた

中高生の時に好きだった人が夢に出てきた。 多感な時期にとても近い距離感で付かず離れずの関係を過ごした。 未来への絶望で俯いてうずくまってると、よく通る声で名前を呼んで手を引いてくれる人だった。 最後に話したのは学校の先生の葬式の時で、 「受験…

節約してる

ここ数か月、ピアノの買い替えと欲しい服のために節約してる。 具体的に何をしているかというと、今欲しいものは何の代替物かを考えるようにした。お金を使うのは一瞬だし、考えずに使う事もできる。でも、この方法を使う事で不必要なものを買わないようにな…

薔薇が咲いた

今年は薔薇が咲く時期に雨が多かった。 11月になってようやく咲いてくれた。

たまにはドラムとベースのある音楽やりたい

クラシックばかり練習していると体を動かしたくなる。 打楽器を含んだ音楽は若者の抒情のように失われていく音楽ではない。 「今」にアクセスできる重要な要素だと思っている。 www.youtube.com 昔は若者の抒情を消費するのが怖かった。でも、今は違う。その…

先生に話した事

教室へホワイトボード用のペンを数本持っていった。 五線譜の書いてあるホワイトボードに「音の知覚と音楽の共通点」などを書きながら、口頭で概念体系などを補完して説明した。 さらに僅かな和声の知識と前述の概念体系を踏まえて曲をアナライズした。 先生…

○○くんてさ〜、普段何してるの?

こういう質問は答えるのがめんどくさい。 素直に答えたところでこんな質問してくる人の反応なんて知れてる。 (生きてる世界が違うので、向こう側でどうぞ) 知識や技術への探究は天井が見えそうで見えない。こっちは真理が知りたいんだ。その真理を結びつけた…

(季節・太陽・東雲色):||

苦しかった夏が終わった。 大好きな冬が来る。 しかし、繰り返される季節が情緒を揺さぶるのだ。 幾重にも重なった大小の輪を想像してほしい。 一日が過ぎることも、季節が変わることも、人が死ぬことも、すべて輪になっている。 そして、この循環する輪がぼ…

アオサギと木の杭

いつも通る川の中心に木の杭が数本ある。 今朝、その木の杭にアオサギがいた。 10月になるとシラサギの数も減ってきて、冬の気配がする。 この地域における季節とは。 鳥と稲と空である。 アオサギ好き。

猫と寝んね

昨晩、猫ちゃんが一緒に寝てくれた。 ゴロゴロと喉を鳴らしながら枕元にきて、撫でろと要求してくる。 猫ちゃんの幸せそうな顔とフワフワの毛が夜中に襲ってくるのは、良くも悪くも猫との暮らし。 喜びを共感することを教えてくれた猫ちゃん。 心を開く恐怖…

関係性の余白

早寝早起きをして、快適に過ごす毎日が続いている。 帰宅してほんの少し筋トレをしてお風呂。これが夜に寝つける理由になっていると思う。 今日は関係性の余白について話したい。 新生FF14をβから始めて1年ちょっと、最初のナギ節が来た辺りで周りがオフ会を…

お育ち

毎日たくさんの老人と関わると細かな違いが大きな違いに見えてくる。 そして、お育ちってやつは、誰かにしてもらったこと、されたことが顕著に出る。 年寄りになっても根っこは変わらない。 どんなに金を使っても、本を読んでも、この快不快への小さな感動っ…

おじさん構文

30歳を過ぎて自分も周りもおじさんおばさんになってきた。 何かを学ぶことも、敬える人と出会うことも少なくなってくる。 過去のロールモデルばかりが目に付いたり、新しいものに刺激を感じなくなる。 そういった状況が導くのは、孤独であって、誇張された過…

水曜日はお休み

チェスを買ったので今日は定跡(チェスはこう書くらしい)と手筋を勉強する。 オンラインで遊べる対戦ゲームはほとんどが不完全情報ゲームで、5vs5になるとさらに確率のゲームになる。 ポーカーも然り、不完全情報ゲームから得られる満足度は完全情報ゲームに…

さよなら、Fさん

今朝、突然「今までありがとな」と言われた。 2年半の付き合いになる利用者さんとの別れである。 似たもの同士というのは年が離れていてもわかるものだ。 同じ孤独を背負った男同士は、気を使いすぎずに済む。 高齢者との別れは、「またどこかで会おう」では…

冬仕度

今日は冬に向けて毛布とコタツ布団をコインランドリーで洗う。 そのあとは夏に切れた腕時計のベルトを替えて、チェス盤を探す。 先日、音楽の先生と有閑階級とインターネットの話をした。 先日、先生との雑談で「かつてのインターネットは有閑階級が作ってい…

今の環境ならブログできる気がする

だんてです。 この名前でブログを始めるのは2回目。 忙殺されてた前職を辞めた後、ホームページを作ったけど続かなかった。 なので2回目。 ゆずさん、Numaさんのはてぶを見て、今なら出来る気がした。 なぜなら書けることがたくさんある日々だから。今の環境…